ボードゲーム

狂ったトースターの前では大人も子どもも対等です -クレイジートースター

子どもが3歳半をすぎました。

最近じゃんけんができるようになりましたが、ボードゲームは、正直まだまだ。神経衰弱などシンプルなゲームをやっていても、すぐに飽きたりごっこ遊びに移行してしまいます。

「ちゃんとゲームしたいな……」

まずはおもちゃとして遊んだり、愛でてもらえることが大事。

わかってはいても、ついそう思ってしまうんですよね。

 

そんな折、3才児と初めてちゃんとゲームっぽく、ハンデもいらず、対等に楽しめるものを知ったので、紹介します。

『クレイジートースター』

狂ったトースターです^^

先日さいころテーブルというボードゲームのお店に伺って、店主の小野さんに最高のゲームを沢山教えていただきまして、これがその一つです。

(その日帰ったあとにやっぱりこのトースターのことが忘れられなくて、買ってしまいました)

 

遊び方は簡単。

ボタンを押すと本当のトースターみたいにジジジ……とパンを焼いているみたいな音がしまして、ジャムトーストやベーコントーストなどいろんな狂ったパンのカードが飛び出してまいります。

それを、1人1つポップなフライパンを構えておいて、キャッチするという、そういうゲームです。

これが、難しい。大人も全然とれなくてびっくりします。

それもそのはずで、ボタンを押すたびに、カードの飛び出てくる高さも角度も枚数も違う。

「全然とれないね!!」

3才児とギャーギャー言って笑いながら、でも毎回真剣になります。

 

それぞれフライパンと同じ色のお皿カードを手元に持っておりまして、チョコのトーストを集めたら1点になるといったルールなわけですが、

もうなんでもいいから何かキャッチしたい。

やっと入ったと思ったら生ゴミカードだったりするわけでして、あのねこれ子どもとゲラゲラ笑っていられます。

何度もやっていると工夫をしだして、子どものほうがうまいところに構えてキャッチできたのを見たときは感動しました。もうハイタッチですよね!

子どもと遊びやすいゲームを考えるとき、アクションゲームというのは選択肢に出てきますが、手先は大人より不器用なのでうまくできないものが多いです。

でもこれは、「どこに飛び出てくるかわからない」運が関わってくるゲームでもあるんですよね。

フライパンを構えることができればゲームに参加できるので、もう1歳位から一緒にやればいいんじゃないでしょうか。一緒にやっている大人も全然キャッチできなくてざわついたりするのが多分子どもには愉快です^^

みなさんも、ご自宅2台めのトースターに、こちらの狂ったトースターはいかがですか。

クレイジートースター

さいころテーブルさん